がんの病気治療中に、シルバーさんによる家事援助サービスを受けて過ごした2020年1月から3月までの3か月間。サービスを利用した時のことを3回に渡り記事にしました。
シルバーさんと一緒にお料理を楽しんだ娘たち。以降、お料理に対する熱が冷めない長女。その様子を別サイトにて記録に残していました。ちょうど2年前のお話です。2021年5月19日の記事をもとにこちらでリライトします。
長女の「好き」はお料理
娘が小学4年生と3年生だった頃。
図書館が大好きで、いつも絵本バッグがパンパンになるほど本を借りていました。
中でもあんびるやすこさんのルルとララのおかしやさんシリーズが大好き! 毎回、何冊も選んで帰ってきていました。
それとは別に、長女がいつも決まって借りてくるのが、お料理の本。
いつも自分の意思をうまく伝えてくれない長女が、気持ちの良い返事をしてくれました。
長女の好きなものがひとつ分かって、とても嬉しかった瞬間でした。
最初から最後まで一人で料理した小4長女
その時図書館で借りた「火を使わないお料理」という子供向けのお料理本を参考に、お料理をさせてみることにしました。私は見てるだけ~。
まずはお買い物に行くところから。
お買い物リストに必要なものをメモして。
スーパーでは一丁前にカートを押しながらメモした食材をカゴへ。
食材がそろったところで、さぁ料理開始!!
手順をしっかり読みながら一つひとつ丁寧に進めいていきます。(案外几帳面?! )
最初から最後まで娘一人でやり遂げました。
\じゃ~ん/
長女作 献立
・サーモンとアボカドののっけ丼
・ポテトサラダとレタスのサラダ
(牛肉と春雨の炒め物と魚のフライは夫作。)
一つずつ出来ることが増えて戦力になります。
今後助けてもらえること期待大!
これから週末は娘に作ってもらおうかな♪
我が家の小さいお母さん
時は経ち、2023年5月。6年生になった長女。
手際よく家のお手伝いを色々やってくれます。
我が家の小さいお母さんみたい。
国語も算数も置き勉して帰ってくるのに、家庭科の教科書は持って帰ってきて、来月の調理実習の予習をしっかりしている様子を見ると、クスっと笑ってしまいました。
心配しなくてもたくましく育つ
娘が小さい時、自分の病気のせいで全然構ってあげれなかったと罪悪感に苦しんだこともありました。
だけど、自分のことは自分で。困った時は助け合う。生きるチカラを学んで身につけてくれてとても嬉しいです。
メソメソウジウジしていたあの頃のわたしに、「心配しなくても大丈夫だよ、たくましく育つよ」って教えてあげたいです。
神戸 トラベルイラストレーター えやひろみ