大阪府豊中市にある、とよなか国際交流センターにて、国際交流おやこサークルの皆さんへ向けて「~香りとアートでご自愛タイムを~わたしだけの夏を描くワークショップ」を開催させていただきました。
イベント名 | ~香りとアートでご自愛タイムを~わたしだけの夏を描くワークショップ |
開催日時 | 2024.6.25 |
開催場所 | とよなか国際交流センター 〒560-0026 大阪府豊中市玉井町1-1-1-601(「エトレ豊中」6階) |
参加者 | 国際交流おやこサークルの子育てママさん12名 |
参加者は国際交流サークルの子育てママさん12名
ご参加くださったのは、豊中市在住の子育てママさん12名(プラスちびっこ二人)。
国際交流センターのおやこサークルのメンバーさんです。
このサークルでは、地域のママさんたちが中心となって、ボランティアで、外国人ママさんたちが安心できる居場所づくりをコンセプトに、ママさん同士の交流を目的に活動されています。
季節のイベント開催や、お調理教室、お茶会など、とても楽しい活動をされているようです。
お互いの文化を理解、尊重し、ほんのひと時でも、みんなで楽しい時間を共有し合える場所は、子育て真っ最中のママさんにとって、とても心強い場所。
特に、馴染みのない土地で子育てするママさんは、地元の方と生活情報の交換ができて、ちょっとした不安が解消できる心の拠り所になると思います。
わたしも、娘が0歳から3歳までのイヤイヤ期真っ只中の二年間、地元ではない、慣れない土地で子育てしていました。
土地勘のない場所での生活に少し疲れて、親子で引きこもりがちになったこともありました。
そんな中で出会える親子交流の場は、心救われるオアシスのような場所。
子育てにいっぱいいっぱいだった日々を思い出しながら、豊中のママさん達と過ごす時間は、自分自身を振り返る貴重な時間となりました。
講座内容: ミントの香りと共に、誰でも簡単に描ける「夏」を感じるイラスト講座
講座の流れ
・簡単に自己紹介
・絵のお話と絵を描く効果
・みんなでわたしだけのサマーカードを作ろう
・絵の具で海の絵を描こう
・見せ合いっ個展
・感想と記念撮影
今回のワークショップでは、「~香りとアートでご自愛タイムを~わたしだけの夏を描くワークショップ」と題して、アロマをたいて、みんなでワイワイ楽しくイラストを描く講座にしました。
今も絶賛子育て中のわたしですが、現在12歳と11歳の娘たちがもっと小さかった頃、わたしは一体どんな子育てをして、どんな風に感じていたか……。
辿ってみると、「癒されたい」のひと言でした。
実は、アロマコーディネーターの資格を持っているわたし。
子育てママさんが、少しでも気分リフレッシュしてもらえたら! と思い、閃いたのが……
「アロマを焚いて、香りの空間でアートに触れてもらおう!」。
そう思いつき、梅雨のジメジメする季節にスッキリ爽快のミントの香りをディフューザーで焚きました。
アロマのおかげで、わたし自身が落ち着いて自分らしく講座を進行することができました。
講座の様子
「普段、絵なんて描かないわぁ」という方にとっては、一見、ハードル高い内容に思えるかもしれません。
誰でも簡単に。気づいたら出来上がっていたわ! と言ってもらえるような内容を考えました。
最初に自己紹介
まず、簡単にわたしの自己紹介をさせていただき、なぜ、いま絵を描いて想いを発信しているのかをお話させていただきました。
皆さん、真剣なまなざしで聞いてくださり、とっても嬉しかったです。緊張が一気に吹っ飛びました。
みんなでわたしだけのサマーカードを描こう
(講師らしく)心と体にもたらす、絵を描くことの効果を少しお話して……。
モニターに繋いで、わたしが描く一線一線を見てもらいながら、みんなでワイワイ楽しく一緒に描いていきました。
普段絵を描かない方も安心していただけたと思います。
絵の具で海の絵を描こう
次にもうひとつ、イラスト作成。絵の具を使って海の絵を描こう!
ここでは3色の絵の具(顔彩もしくはアクリルグァッシュ)を使って描きました。
絵の具のハードルの高さと言えば、準備とお片付けです。(特にお片付けが面倒~~)
片付けが楽ちんの顔彩をお勧めしました。
みんなで見せ合いっ個展をしながら感想をアウトプット
講座の最後に、作品を並べて見せ合いっ個展をしました。
同じ絵を描いているのに、雰囲気も色合いも様々。
まさにわたしのキーワード
「ユイイツムニ」
感想をご紹介
最後に、一言ずつご感想をいただきました。わたしの財産となりました。
一部をご紹介します。
だけど一緒に描いていったら気づいたら描けてました〜! びっくりです。
講座に込めたわたしの想い
イラスト講座のお話をいただいた時、講座内容に結構悩みました。
たくさん悩んだけど、私の伝えたいことはいつでも、コレだな、って。
・自分自身を大切にすること
・まずは自分が元気になること
この二つを、自身の闘病体験から、アートを通じてお話させていただきました。
伝えたいというより、伝えることで自分自身へのメッセージのような、自分のための講座。
結局自分が元気じゃないと何もできないのです。
子育てにおいても、子供が健やかに過ごすには、ママがニコニコ笑顔で元気なことが一番。
わたしは、芸大を出ていません。
絵の勉強も一切していません。
わたしが伝えたいのは絵の技術ではなく、自分の魅力に気づく一つの手段として、アートを通して、自分を見つめること。
自分のユイイツムニを大切にすること。
それが元気につながると信じています。
ユイイツムニを大切にしたい
わたしは、高校時代、英語科で三年間、40人の同じメンバーで過ごしました。
国際的でユニークな仲間たち。
三年間の高校生活で、みんなそれぞれがユイイツムニという世界を知りました。
だからみんな良い。
互いを尊重して自分を大切にしたい。
そう思ったわたしの原点。
今回、皆さまにたくさんのご感想をいただき、わたしの原点にかえれました。
ここがわたしのアナザースカイ!
ご参加くださった豊中の皆さん。普通の一言ひと言がとっても面白くて、素直で正直で、とっても心地よい空間でした。
楽しい時間をありがとうございます。
そして、今回、講師としてわたしに声をかけてくれた高校時代の心の友。
最高の経験をさせてくれてありがとう。
神戸 トラベルイラストレーター えやひろみ