
気分転換に飲んだヨギティー。
そのタグに書かれていたのは、「We can always start again.(いつでも、また始められる)」。
シンプルだけど力強いメッセージでした。
休憩時間にお茶をいれて、ぼーっとネットを見ていたとき、シャネルのショートパンツ姿のモデルさんの姿が目に飛び込んできました。その姿がなんだか印象的で、ハーブティーを飲みながらメモ帳にササッとペンで描いたのがトップのイラストです。
まさか自分がショートパンツをはくなんて

「ショートパンツなんて、若い子のもの」と思っていたわたし。
このイラストを描いているときは、まさか自分がショートパンツを履くことになるなんて1ミリも思っていませんでした。
でも、ある梅雨の日。
ジメジメした空気に耐えかねて、「えいっ」とクローゼットからショートパンツを引っ張り出し、思い切ってはいてみたのです。
……意外と、悪くない。
むしろ、快適でちょっと楽しい。
描けば、意識は変わる

描いたものって、無意識のうちに意識しているのかもしれません。
わたしは絵を描くことが幼いことから好きだったので絵で表現していますが、もちろん文字でもいいと思います。
「自分には無縁」と思っていたことに、少しでも心惹かれるのなら、描くこと(書くこと)でその気持ちが現実に近づいていく気がします。
これからもワクワクすること、ちょっと憧れることをどんどん描いていきたい。
描くことで、人生はもっと自由になる気がするから。
神戸 トラベルイラストレーター えやひろみ