季節の変わり目、急激な気温の変化、雨続きの重たい空気。そんな時に感じるのが左胸の滞りと背中の重み。
左胸に感じる違和感は、おそらく乳がん手術を3回経験したことがあるから。胸や背中に滞りや重みを感じる時は、左胸辺りや鎖骨周辺、首周りなど、気になるところを指圧、腕から脇にかけて揉んだり伸ばしたり、ストレッチして流すことを心がけています。ほかにも背中を捻る運動を取り入れてみたり。自分でやれることをやっているのですが、先日、友人の歩き方を見て、あることに気がつきました。2021年5月18日に別サイトで書いた記事をもとにリライトします。
友人の「歩き方」で気づく
今にも雨が降りそうなどんより曇り空の朝。
「あぁ、なんだか胸あたりが重く感じるな~」
とトボトボ歩いていた時。
30メートル程前を元気に歩いていた友人の姿を発見。
視力の悪いわたしは、遠くで歩いている友人の「歩き方」で彼女だと分かりました。
「歩き方」
そこでハッと気づいたことがあります。
友人と私の「歩き方」の違い
健康女子、というイメージがある友人の「歩き方」は、 | 一方私の歩き方は…… |
・しっかり腕を振る ・後ろに腕が来た時、内側に少しツイストしているように動かす! ・しかも少し大股気味に。 (足が長いので余計そう見えます。羨まし~~) | ・腕を全然振っていない!! ・腿もあげずにずるずる歩く ・しかも、ちまちま小股 (わたしのあんよは少々控えめに仕上がっております……) |
手術したから、とか、天気が悪いから、とブツブツ文句言いながら胸の違和感を訴え続けていたわたし。
確かにそれらも要因の一つですが、体の循環が良くなるような歩き方をしていなかったのです!!
こんな歩き方、胸や肩周辺が滞って背中に重さを感じるのも当然ですよね。
きっかけは術後、傷をかばうような生活から
いつからこんな歩き方になったのでしょうか。
一つ思い当たるのは、やはり乳がんによる胸の手術が考えられます。
術後しばらくの間は、腕を動かすと痛むので、かばう様に、なるべく腕を動かさず歩いていたのを思い出しました。
動かさないと固まってしまいますよ。
お医者さんから、こうアドバイスをいただいたにも関わらず、
大事に大事に腕で胸をかばうような生活を送り、腕を動かさずにいたその行動が癖になってしまったのかもしれません。
友人の「歩き方」で一つ気づくことができました。
少しの意識でそれは運を動かす「運動」に
日々の暮らしに「運動」を取り入れる。
そう考えると、ハードルが高いと感じるかもしれません。わたしは感じます。
しかし、日常で当たり前のようにやっている行動に、少し意識を持ってやってみると、それも立派な運動ですよね。
運動は「運を動かす」そうですよ。どうせ生きるなら運良く生きたいですよね。腕を動かして運も動くなら、ドンドン動かしていきたいです。
もしどこかでわたしを見かけたら
「腕、しっかり振るんやで! 運を動かすんやで! 」
って声かけてくださいね。
自信持ってしっかり腕を振って歩きます!! 明るい未来のために。
神戸 トラベルイラストレーター えやひろみ