
長い時間をかけて育ててきた、オリジナルオラクルカードが、ようやく完成しました。
病気を経験して感じたこと。
その中で受け取った、家族や友人からの愛ある言葉。
旅先で見た景色。
公式LINEやメルマガで交わした、みなさんとのやり取り。
ひとつひとつの場面が、少しずつ積み重なって、イラストと言葉になり、カラフルなオラクルカードというカタチになりました。
今のわたしの集大成のような作品ができたことを、とても嬉しく思っています。
個展では、カードの見本だけしかお披露目できない段階だったにも関わらず、たくさんの方が「欲しい」と言ってくださり、ご予約してくださいました。
完成形を見ていない状態で信じて待っていてくださったこと、本当に嬉しく思います。
このカードは、わたしひとりで作ったというより、みなさまに育ててもらったカードです。
最初にお届けする方へ、どうしてもありがとうの気持ちを込めたい。
「いってらっしゃい。必要な人の元へ、やさしく届いてね。」
そんな気持ちで送り出せるように。
だから、どんなふうに包んで発送しようか、実はものすごく悩みました。
家族には、
「そこまで手間をかけなくてもいいんじゃない?」
「これからもっとたくさんの人に届けたいと思ってるなら、それ、めっちゃ大変なことやで」
とも言われました。
……たしかに、その通りです。笑
でも今回だけは、未完成の頃から信じて待っていてくださった方へ、“最初の旅立ち”を特別なものにしたかった。
大切なわが子を、丸裸で送り出したくないような気持ちもあったのかもしれません。
そこで今回、ご予約くださった方限定で、ラッピングを兼ねた、オラクルカードを入れて持ち歩けるオリジナルの袋を、一つひとつ手作業で作ることにしました。(本格的なオラクルカードポーチをいつか作りたいという野望も込めて。)

オーガンジーの袋に、わたしの好きなインド刺繍リボンを添えて、細いリボンで巻けるように。そのリボンの先には、小さなパールのチャームをあしらってちょっぴり輝きを。
袋もリボンも既製品だけど、ちょっと手を加えて、派手すぎないけれど、“日常の小さな特別感”を味わえるように。
気づけば、わたしの手は接着剤だらけになりながら、夢中で作っていました。
家族には「どうせ止めてもやるんやろ」と呆れられつつ、夫には、
「そこまでやってこその、えやひろみワールド全開やな」
と言われました。
たしかに、自己満足の世界かもしれません。
でも、応援してくださったみなさんへの「ありがとう」を、どうしても自分なりに表現したかったんです。
このカードを受け取った時、ふわっと自分色の羽が舞い上がるような、軽い気持ちになって、
「なんか大丈夫かも。」
そう感じてもらえたら、こんなに嬉しいことはありません。
そしてこれから、このカードが必要な誰かの毎日に、そっと寄り添ってくれますように。
ちなみに、このラッピング。美談にまとめましたが、なぜ最初にとっても悩んだかと言いますと……。
実は最初にラッピング用に大量購入したオーガンジー袋、まさかのカードが入らないという衝撃の事実が!! 。
正確には、”入らない”ではなく、“絞り口”のサイズを完全に見落としていて、口が閉まらないという不格好な状態。
「口が閉まらへんやん!!」
と、ひとりで大騒ぎしました。笑
完璧じゃないけれど、みちくさしながら、いっぱい悩んで。
それでも「かわいい」を諦めきれないところも含めて、きっとこれが“えやひろみワールド”。
そんなドタバタごと、このオラクルカードの最初の旅立ちとして楽しんでもらえたら嬉しいです。
神戸 トラベルイラストレーター えやひろみ
