さて今回は、NYで出展している黄色のエッフェル塔のポストカードについて、ちょっとお話したいと思います。

夢が溢れだした瞬間

このイラストは、2010年に初めて行ったフランス パリを思い出しながら描きました。
テレビや本でしか見たことのなかったエッフェル塔を生で見た時の感動は今でも覚えています。

カラフルなマカロン、トイレのおしゃれな看板、可愛くてオシャレなボトルに入ったインク。

パリの全てが刺激的で、インスピレーションの嵐!

夢がわぁーって広がった思い出の場所です。

家族のイメージだった芝生の概念が覆る

エッフェル塔付近の芝生では、バケットにチーズとワインと共に仲間たちとワイワイ楽しそうにピクニックをする人たちで賑わっていました。

「家族連れ」というより、大人同士のグループが多かったのが印象的でした。
こんなにもたくさんの大人たちがピクニックをするんだ！

ピクニック＝子供がいる家族がすること、という固定観念が崩れた瞬間でした。

きれいな青空の下で、仲間とワイン片手に語り合う、その光景がなんとも贅沢な時間に思えました。

夢に向かって進む

帰国後すぐ、岡山の後楽園で（当時岡山在住）夫と、園内の芝生にレジャーシートを敷いて、フランスパンとワインとチーズを持ってピクニックしたのは言うまでもありません。

「あれ?! なんか違う……」かなり浮いていました(笑)

その土地に合うその土地の良さがある、ということを学びました。
それが「文化」ということですね。

その時の私は、神戸から岡山に引っ越して一年程たった時。
神戸と岡山を比較しては神戸を恋しく思っていた時でした。

岡山のいいところを探そうともせず、ないものばかりを求めていた時。
比べても何の意味もないことも同時に知った時期でした。

わたしに色んな気づきとやる気を与えてくれたエッフェル塔。

神戸　トラベルイラストレーター　えやひろみ

待受イラスト販売中

トップ画像のタイトルは「夢に向かって」

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NYでポストカード展出展中

2023年4月13日より、ニューヨークのブルックリンにあるカフェPrinciples GI Coffee Houseさんにて「原画・ポストカード展 in NY」が始まっています。わたしは2種類のポストカードを出展しています。4月30日までの開催です。

わたしのほかにもたくさんのアーティストが出展しております。見るだけでワクワクする空間になっていると思います。ニューヨーク近郊にお住いのお知り合いがいらっしゃいましたら、ぜひお知らせいただけたらとても嬉しいです。ポストカードは現地にてお買い求めいただけます。