
「温泉行きたいけど、時間がない……」 「子どもがいるし、ゆっくりできないかも……」そんな人たちにおススメのプチトリップ。忙しい毎日を送りつつも、全力で好きなことを楽しむわたしが、 たった2時間でどれだけリフレッシュできるのか試してみました。実は、今回の旅は30年ぶりの有馬温泉。 前回訪れたのは、中学2年生の時。 阪神・淡路大震災でライフラインがストップし、お風呂に入れなかった日々。 そんな時、有馬温泉が一般開放されてワンコインで温泉に入れると知り、 家族や近所の人たちと一緒に温まりに行きました。それ以来、私の中で時間が止まっていた有馬温泉。 大人になって訪れたら、どんな風に感じるのか。ワクワクしながら行ってきた一人プチトリップをご紹介します。
まずは温泉街散策

三ノ宮からバスで約30分ほどで有馬へ到着。平日にも関わらず、観光客で大賑わいでした。
「まずは地元の神様にご挨拶を」と思って、移動中、Googleマップで神社を検索したら、「有馬天神社」を発見。神社内に、有馬温泉の源泉「天神泉源」があり、98度の熱湯が湧き上がる珍しい神社です。
後から調べて分かったのですが、有馬温泉の「湯泉神社」「水天宮」「有馬天神社」の三社が結ぶ三角形を「有馬温泉パワースポットトライアングル」と呼び、パワースポットとして有名とのこと。
「これは次回、絶対に三社参りしなきゃ!」と心に誓いました。次回再訪の楽しみができました。
短時間でも楽しめる「足湯」

足を拭くタオルも忘れずに。
温泉にゆっくり浸かる時間はなかったので、 名湯「金泉」を気軽に楽しめる「金の湯」の足湯で温まることに。
冬の冷たい空気の中、じんわりポカポカ温まって、 短時間でもしっかり癒されました。
お昼は気軽に入れるカフェでご当地バーガー

足湯でひと息ついたら、ちょうどランチタイム。 Googleマップで気軽に一人でランチを楽しめるところを探していると、足湯のすぐそばに、面白いハンバーガー屋さんを発見。
「炭酸せんべい」がサンドされた「銀泉バーガー」があるということで行ってみることに。
お店に入り、メニュー表を見ると「角煮バーガー」なるものを発見。 分厚い角煮がサンドされていて、これがまためちゃくちゃ美味しそう……。
迷った結果、店員さんにおすすめを聞いてみると、 「角煮バーガーもおいしいですよ! 」と背中を押され、即決。
結果、大正解でした。ふわふわバンズに、食べ応えのある豚の角煮がジュワッと広がる絶品バーガーでした。
「銀泉バーガー」もまた、次回のお楽しみとして、とっておきます。
やっぱり王道! 炭酸せんべい

有馬の新名物のお店がたくさん立ち並ぶなかで、有馬と言えば、やっぱり「炭酸せんべい」。ということで、炭酸せんべいを求めて「三ツ森本舗」さんへ。
店内では焼きたての炭酸せんべいを試食させていただきました。
有馬温泉の炭酸泉を使った、パリッと軽い口当たりが特徴のお菓子。 香ばしくて、ほんのり優しい甘さが広がります。シンプルで素朴な甘さがクセになり、つい手が伸びてしまいます。
持ち運びも軽いので、家族のお土産にピッタリ。わたしも購入して帰りました。
たった2時間でも、心がふっと軽くなる旅

有馬温泉は、短時間でも十分楽しめる場所でした。気軽に行くと、心も軽やかになる気がします。
- ぷらっと散策して
- 足湯で癒されて
- ご当地グルメを堪能する
「旅行したいけど時間がない……」そんな時は、まずは、 ちょっと足を延ばせば行けるところから、気軽にリフレッシュしてみるのはいかがでしょうか。
そんな有馬旅の様子が、「旅色LIKES」に掲載されました!
今回の旅の様子、もっと詳しく知りたい方は、 ぜひこちらの記事をチェックしてみてください。
次は、桜が咲く春に、家族で訪れたいなぁ。
神戸 トラベルイラストレーター えやひろみ