こちらのイラストを見て「何コレ(・・?)」と感想を持たれる方が多いでしょう。何だと思います?
「とりあえず、アイスだよね……?」こんな反応でしょうか笑
マニョクリーム誕生秘話
私のイラストは、ご自由に想像して楽しんでいただき、あなたの心がふと動く瞬間をプレゼントできたら、それが幸せ♪
だから、イラストの答えはありません。
でもこのイラストは、私にとって特別。
マニョクリームができるまでの裏話をお伝えしますね。
実は、マニョクリームのモデルは愛する娘。
ほっぺたぷっくり。
みんなから「まにょりん」の愛称で可愛がってもらっています。
思わず触りたくなっちゃう、おもちのようなプニプニほっぺを持つ娘。
一日に一回は必ず触りにきてくれるお友達がいると聞いたことも。
そんなほっぺをもつ娘を、下から見ることが多かった私。
見上げたら娘のほっぺがあった、抗がん治療。
娘が一番甘えたい盛りの幼稚園から小学校低学年。
私は、乳がん治療のための抗がん剤治療をしていました。
外に出られる元気な日もあれば、家で横になっている日も多く、そんな日はリビングでゴロゴロ。
必然的に娘の顔を見上げる日々で、垂れてきそうな娘のプニプニほっぺを下から眺めていたのです。
身体はしんどいながらも、おもち、マシュマロ、肉まんと、いろんな食べ物を連想。
「あぁ美味しそうだな、食べたいなぁ」
そう思いながら見ると、娘のノートを見ると書いてあったこと。
「あいすくりいむになりたい」
私の想像力が発動。
みるみるうちに、垂れてきそうなほっぺが溶けそうなアイスに見えて、そこから生まれた「マニョクリーム」。
日常のヒトコマから生まれるイラスト
今思えば「アイスクリーム屋さんになりたい」の間違いだったのかも?!
私のイラストは、こんなふうに何気ない日常を切り取って描いた作品。
見ていただく方に、楽しんでもらえたら幸せです。
神戸のほっこりイラストレーター えやひろみ