
なかなか長続きしないわたしですが、今年は「ちゃんと続けられたこと」がありました。毎回完璧ではないのですが、それでも、読んでくれる人がいること、待ってくれている人がいることに背中を押されて、気づけばここまで来ていました。今日は、そんなわたしの今年頑張ったことを振り返ってみたいと思います。
続かなかったわたしが、毎週続けたこと
― メルマガとLINE公式で「Romi通信」の配信をはじめたこと―

メルマガ登録して、ぜひ楽しんでくださいね。
今年、わたしはメルマガとLINE公式での配信を、毎週一回続けました。
配信しているのは、その週のできごとや感じたことをまとめた「イラスト新聞」。
親近感を持ってもらえるようRomi通信と名付けました。
すごいことではないかもしれませんが、長続きしないわたしにとっては、これは間違いなく今年いちばんの挑戦でした。
おかげさまで、「Romi通信」はVol.30を超えました。
たった一枚の「学級通信」から始まった― 中学生の娘の担任の先生に教えてもらったこと ―
イラスト新聞を作ろうと思ったきっかけは、中学生の娘の担任の先生が発行していた「学級通信」でした。
進級したばかりの頃、新しいクラス、新しい先生に、生徒も保護者もドキドキします。
そんな中、担任の先生がクラスの様子を新聞にして配布してくれました。
その文章の語り口から、まだ会ったことのない先生の人柄や声が自然と伝わってきたのです。
後日、初めて電話で先生とお話ししたときも、不思議と緊張せずに会話ができました。
その様子を聞いていた娘が、「ママ、先生と一回飲みに行ってるやろ?」と言ったほど。
たった紙一枚。でもそこには、先生の愛が詰まっていました。
「文章って、人との距離を縮めるんだ」そう感じて、わたしもやってみたいと思いました。
それが、特技のイラストで想いを伝えるイラスト新聞の始まりでした。
読者さんの言葉が、次の一通をつくってくれた― 配信して終わりじゃなかった ―
どうせ書くなら、誰かに見てもらいたい。
そう思って、メルマガとLINE公式で配信することにしました。
すると、感想をいただいたり、やりとりが生まれたり、その声が次のネタのヒントになったり。
配信して終わりではなく、一緒に育ててもらっている感覚がありました。
そのことが、本当に励みになって、「これは、続けたい」と、心から思えたのです。
もうひとつ、今年始めたこと
― オリジナルオラクルカードのこと ―

今年はもうひとつ、オリジナルのオラクルカードによるイラストメッセージも発信し始めました。
わたしが描いたイラストにメッセージをのせ、シャッフルした3枚の中から1枚を引いてもらうカードです。
3つのキーワードからピンときたワードをわたしに送信すると、メッセージカードが届くという仕組みです。(LINE公式ではキーワード送信で自動受信、メルマガは、キーワードを返信くださると、わたしからの直接送信。)
受け取ったメッセージカードを見て、
「今の状況にリンクしている」
「不思議と気持ちが軽くなった」
そんな声をたくさんいただき、毎週新しいカードを描くのが楽しみになっています。
オラクルカードとの出会い

オラクルカードを作ろうと思ったのは、わたし自身が、カードに何度も助けられてきたからです。
オラクルカードやタロットを使ったセッションがあることを知り、はじめて受けてみたときのこと。
心にしみるメッセージと、カードから読み取って紡ぎ出される言葉がとてもやさしくて、終わるころには、気持ちがふっと軽くなっていました。
そして何より、カードの色鮮やかさに心を奪われました。
目で見て、気持ちが明るくなるツールって、なんて素敵なんだろう。そう思ったのを覚えています。
そんなとき、たまたま本屋さんで見つけたオラクルカード。
カラフルな色使いと、かわいいイラストに惹かれて、思わず手に取り、そのまま購入しました。
持っているだけで、なんだか元気になる。実際に使ってみると、それがとても楽しくて。
特に、気持ちがモヤモヤするとき。一枚引くと、
「今日は休んでもいいよ」
「少し力を抜こう」
そんなヒントをもらえることがありました。
カードを挟んだら、親子の会話が増えた日― 娘と雨の朝の話 ―
ある雨の日の朝、とても疲れていて、仕事に行くのが憂鬱でした。
カードに
「今日はどうしたらいいですか?」
と聞いていると、横で娘が、
「えー、そんなことカードに決めてもらうん?」
と言いながら、
「でも、わたしもやってみたい」と。
娘は
「大雨で学校に行きたくない。行くのがめんどくさい。でも今日は体育のテストがある。休むと後々大変だと思う。だから学校に行った方がいいと思う」
と呟きながら、カードを引いていました。
わたしは思わず「自分で結論出してるやん」と突っ込みながらも、そのとき初めて、娘がそんな気持ちで朝を迎えていたことを知りました。
オラクルカードは、正解を決めるためのものではなく、何となくという気持ちを言葉にするためのもの。
カードを挟んだことで、親子の会話が、少しやわらかくなった気がしました。
ここまで続けてきたから、次にやりたいこと
― 2026年、東京で原画展を開きたい ―
オラクルカードは、今23枚ほどの案ができています。
このカードたちを、原画として見てもらいたい。
2026年4月13日より、東京で原画展を開催したいと考えています。
まだ準備の途中ですが、ここまで続けてこられたのは、読んでくださる方がいてくれたからです。
感謝の想いを個展でカタチにできるよう引き続き楽しみながら頑張ります。
いつも応援ありがとうございます。
さいごに。
もし、
・イラスト新聞を読んでみたい
・オラクルカードを引いてみたい
・この先の話も見届けたい
そんなふうに感じていただけたら、メルマガやLINE公式に登録してもらえたら嬉しいです。
この場所が、少し息抜きできる場所であり続けられるよう、これからも描き続けます。
原画展の詳細が決まりましたら、またこの場でご案内させてくださいね。
神戸 トラベルイラストレーター えやひろみ
