
先日、娘の三者面談のため、中学校へに行ったときのこと。
廊下には、生徒たちがつくった「自分新聞」が貼り出されていました。
今年の出来事ベスト3とともに、それぞれが感じたことを書き添えた手づくりの新聞です。
その中で、思わず立ち止まるほど衝撃的に目に飛び込んできた一枚がありました。
「過去と他人は変えられない
自分と未来を変えてゆく」
中学生でこんな言葉に気づけるなんてすごいなぁと思いつつ、わたし自身も胸を打たれました。
どうしても“変えよう”としてしまうわたし。
振り返ると、わたしはどうしても「自分ではなく、相手を変えよう」としてしまうところがあります。
特に家族に対しては、つい言葉が強くなってしまう。
――自分がした失敗を、娘には経験してほしくなくて、つい口うるさく言ってしまう。
――片付けない家族の姿を見ると、延々と注意してしまう。

自分でも嫌になるほど、感情のままぶつけてしまうことがあります。
でも、娘は「過去のわたし」ではないんですよね。
同じ失敗をするとは限らないし、娘はそれを“失敗”だなんて思わないかもしれない。そもそも失敗ではなく経験値を積んでいるだけのこと。
家族が片付けを苦手としているなら、まずは一緒に仕組みを作ればいい。
サポートのやり方だって、いくらでもある。
頭ではわかっているのに、どうしても気持ちが追いつかない日もあります。
そんな自分にため息をつきながら、ある中学生が書いた新聞にドキッとして、静かに反省した2学期末でした。
子育てをしていると、すぐに直したいところや、変えたい現実がたくさん見えてしまいます。
けれど、本当に変えられるのは「自分」と「これから」だけ。
感情的になってしまう日があっても、うまくできない日があっても、全部OK。それに気づけているわたしは、“気づきの途中”。今を生きている証拠かもしれない。
その時の気持ちを大切に、自分のペースで変わっていけばいい。
あの「自分新聞」は、まるで自分へのメッセージのように思えてきて、最後は背筋がすっと伸びました。
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神戸 トラベルイラストレーター えやひろみ
