
国内外を問わず、旅に出ると必ず立ち寄る場所があります。
それは、その土地のスーパー。
観光地よりも、レストランよりも、スーパーにはその土地の暮らしや食文化が、ぎゅっと詰まっている気がして、立ち寄ると、つい時間を忘れてしまうほど見回ってしまいます。
今回滞在したオーストラリア・ジーロングでも、やっぱりスーパー巡りは欠かせませんでした。
ジーロングでよく利用したスーパー「Coles」

今回の滞在中、何度もお世話になったのがオーストラリアの大手スーパーマーケット Coles(コールズ)。
ジーロングのColesは、観光スポットでもあるウォーターフロントのすぐそばに大きく構えるショッピングモール内にあります。
食品から日用品まで一通りそろうので、旅先でもとても使いやすいスーパーです。
野菜や果物の種類が豊富で、量もサイズも日本より大きめ。
価格表示もシンプルで、初めてでも分かりやすく、「海外スーパーはちょっと緊張する…」という人にもおすすめ。
レジは日本でも今普及しているセルフレジで、カード決済もタッチするだけで簡単でした。セルフレジ側には店員さんもいるので、何か困ったことがあればすぐに教えてくれるので安心です。
今回描いた可愛い野菜たちも、実はこのColesで出会ったものがたくさんあります。
Coles Geelong Moorabool St, Geelong VIC 3220 オーストラリア
海外の野菜は、なんだか可愛い


海外のスーパーで野菜を見ていると、なぜか日本よりも「可愛く」見えちゃいます。

特に人参。
何本もの人参たちが仲間同士でぎゅっと集まって並んでいる姿が、楽しそうで、何枚も写真を撮ってしまいます。
人参親子や友達同士の会話が聞こえてきそうな雰囲気。
ピーマンやパプリカは、私の手のひらくらいある立派なサイズで、存在感もたっぷり。
これでピーマンの肉詰めをしたら超特大サイズになるはず。
色も形も堂々としていて、踊りだしそうな野菜たち。見ているだけで元気をもらえました。
週末はマーケットの時間


ジーロングやメルボルンでは、週末になるとあちこちでマーケットが開かれていて、地元の人たちでとても賑わっているそうです。
「地名+マーケット」で検索すると、いろいろな情報が出てきます。
私が滞在していたクエスト・ジーロング・セントラルから歩いて5分ほどの場所で、毎週土曜日にマーケットが開催されていることを知りました。
せっかく土日にかかる日程で訪れたのだから、これは行かない理由がない。
ということで、土曜日の朝からジーロングのマーケットへ。
パン屋さん、ナッツ屋さん、野菜のお店、アクセサリー、コーヒー。
さらには、ペットのための食べ物屋さんまで。
本当にいろいろなお店が並んでいて、歩いているだけで気分が上がります。


中でも印象的だったのは、見たことのないピンク色のきのこを並べたきのこ屋さん。
「きのこは認知症予防にもいいんだよ」と、お店の人が教えてくれました。
お買い物は現地の人との会話が生まれる場所
マーケットの一番の魅力は、人と人との距離が近いこと。
お店の人と会話をしながら買い物ができて、現地のことを知れたり、英語の勉強になったり。
これこそが、マーケットの醍醐味だなと感じました。
「日本から来ました」と伝えると、多くの人が「日本が大好き!」と笑顔で返してくれたのが、とても印象に残っています。
「去年EXPOに行ったよ」と話してくれる人もいて、日本を好きと言ってもらえることが、日本人として素直に嬉しかったです。
ひとつだけ、心残り
試食させてもらったはちみつ屋さん。
これが、びっくりするほど美味しくて。
マヌカハニーも、小さいサイズなら15AUDくらいからと、とても手頃な価格だったのに、「帰りの荷物が重くなるな…」と、その場では買わずに去ってしまいました。
わたしのバカーーーー。
あの時の自分に戻って、
「迷ったら買いなさい」と言ってあげたい。
絵に描いた、旅の記憶

ブログに添えた一枚の絵は、今回のジーロングで出会った可愛い野菜たちを描いたもの。
少しニガテ意識のあった色鉛筆に最近ハマっていて、今回は色鉛筆で仕上げてみました。
下の余白に何を書こうか迷っていた時、ふと目に入ったのが、夫の計算メモ。
何が書いてあるのか全く分からない式が、呪文みたいで、なんだか知らない世界を生きているように見えました。
「これ、野菜の値段計算をプログラミングで書いたら面白いかも?」
そう思って、野菜の値段計算コードを夫に教えてもらい、アートとして描き足してみました。
意味はよく分からないけど、なんかだかちょっぴりオシャレでかっこよく見える気がする……。
知らない世界をのぞいてみたい。野菜の気持ちってどんなだろう。
そんな想いも、この一枚の絵にひっくるめて表現してみました。
旅先で出会った食べものや人、そして、そこから生まれる小さなひらめき。
これからも、そんな瞬間を、絵と言葉で残していきたいです。
【作品タイトル】
「やさいのやさしい時間」
サイズ:A4(210mm × 297mm)
黒ペーパー、色鉛筆
神戸 トラベルイラストレーター えやひろみ
